買取実績
茨城県水戸市の蔵の解体の際にお譲り頂きました。
こちらの蔵は大正初期に立てられた木造の趣きある建物です。
個人的にも古い建物が好きなので解体されてしまうのは非常に残念です。
蔵の中には軍服以外にも色々ありましたが今回は軍服をご紹介します。
軍服といいましても大きく分けて陸軍と海軍の軍服があります。
画像にあります軍服は旧日本陸軍の九八式軍服です。
陸軍の軍服も最近は少なくなりましたが海軍の軍服の方が希少で人気があります。
軍服の裏地には「九八式、六号、昭和十七年製、廣支検定」の記載があります。
六号はサイズ表記で一号から六号までの中での一番小さなサイズになりまして、
六号だと身長145センチくらいのサイズ感だったと思います。
当時の軍人さんは小さい方が多かったのですね。
廣支検定は広島の被服廠で製造支給された物です。
廣支検定以外にも、「本廠」「大支」などがあります。
雑嚢、背嚢、図嚢です。
あまり馴染みの無い言葉だと思いますが要するに鞄です。
図嚢は地図などを入れる革製のかばん(右側)
皮や布で作った、背中に背負うかばん(中央後)
雑多なものを入れる袋。肩から掛ける布製のかばん(左側)
かなり年季が入っています。
未使用の軍用靴下です。未使用は珍しいです。
奉公袋にはゲートルが2セット入っていました。
長靴と脚絆です。
今回買取しました軍服などは以上になります。
状態が良い物も悪い物も全て買取させて頂きました。
お客様もこんな物まで買い取ってもらえるとは思ってなかったと、大変喜んでおられました。この度は歴史を感じる貴重な物を多数買取させて頂きありがとうございました。手放す予定の軍装具などがございましたら、 こちらの査定フォームこちらの査定フォームよりお問い合わせくださいませ。